「将来の不安、考えすぎじゃない」金融プロが語る、私が毎日考えていること

体験・コラム

「将来のことを考えすぎかな…」

そのようなことを考えて眠れなくなることはありませんか?

親の健康やお金のこと、自分の老後。

頭では「今すぐ答えを出さなくても大丈夫」と分かっていても、心はざわつきます。

周りの友人は家庭を築き、同じような不安を抱えているのでしょうか。

正直に言えば、考えずにいられるほど、状況は単純ではありません。

不安になるのは、真面目に考えすぎだからかもしれません。

金融の現場で見てきた「不安」とは

私は金融業界で10年以上働き、資産管理や相続、家族信託などの分野で、多くの人の「お金の悩み」を見てきました。

その中で気付いたことがあります。

不安を口にする人ほど、とても真面目で家族思いだということです。

  • 親に迷惑をかけたくない
  • 家族に困る思いをさせたくない
  • 自分の老後も、できるだけ自分で支えたい

このように考える人ほど、どうしても不安は増えていきます。

不安の正体は、大きく3つに分かれる

不安を抱え続けると、何から手をつけて良いのか分からなくなります。

これまで見てきた多くの人の不安は、だいたい次の3つです。

  • 親のこと
    病気や介護、実家の管理。「まだ先のこと」と思っていたら、ある日突然現実になることもあります。
  • 自分のお金
    貯蓄や投資、老後資金。情報が多すぎて、何から手をつけるか迷ってしまう人も少なくありません。
  • 自分の時間
    今の働き方を続けるのか、定年後はどんな生活をしたいのか。漠然と考えてもイメージできないことも多いです。

これらが全部混ざると、不安は一気に大きくなります。

動けなくなる人の共通点

不安が強い人ほど、「全部まとめて解決しよう」としてしまいます。

  • 完璧な答えを探す
  • 正解が出るまで決めない
  • 結果、何も進まない

私自身も、親のこと・お金・仕事を一度に考えすぎて夜眠れなくなることがあります。

お金の問題は数字だけで割り切れない部分が多く、判断が難しいと思います。

プロである私でも、自分の親のことになると途端に判断が鈍ります。

「ああ、こういう人、すごく多いんだろうな」と実感します。

今、私がたどり着いた結論

結論はシンプルです。

全部一気に解決しなくていい。

親のこと、自分のお金、これからの働き方。それぞれを分けて、一つずつ考えていくだけです。

正解を出すよりも、「今、何を考える段階なのか」を整理するだけで、不安は少し軽くなります。

小さな一歩から始める

まずは小さな一歩で大丈夫です。

  • 親の資産についてやんわり聞くタイミングを決める
  • 自分の貯蓄・投資を整理してみる
  • 1日の時間の使い方をメモしてみる

このように一つずつ整理することで、不安は少しずつ軽くなります。

「考えすぎだからやめよう」はやめた

私はまだ「これが正解だ」と言える答えを持っていません。

でも、これまでのように「考えすぎだから気にしないようにしよう」と不安に蓋をするのはやめました。

不安は、何かがズレていることを教えてくれるサインでもあります。

今もそのサインを一つずつ読み解いている途中です。

このブログで伝えたいこと

このブログでは、

親世代と子世代、どちらも困らないために。 金融機関の立場でも、家族の当事者でもある視点で、 お金の話を、少しずつ“干し柿のように”乾かしていく。 そんな日々の気づきを残していきます。

今回の話を読んで「自分も何か備えなきゃ」と感じた方は、私がこうして不安と向き合うようになった原点、母との体験談を読んで、小さな一歩を考えてみてください。

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